訪問診療部 看護師インタビュー – 城西クリニック|医療法人泰平会|静岡市葵区で外来診療・リハビリから訪問診療・訪問リハまで

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訪問診療部 看護師インタビュー

インタビュー

インタビュー

vol 03.

浦田 琴美
訪問診療部 看護師

前田 秀美

自宅で過ごしたい、患者さんの希望に応える訪問診療

浦田 琴美

私が城西クリニックに入職したのは、2020年の4月。それまでは病棟勤務をし、結婚のタイミングで内視鏡センターへ移動しました。その後2人出産し、手術室や外来で看護経験を積みました。その後ワークライフバランスを考え、残業が少なく日勤帯で働ける城西クリニックに転職しました。はじめは外来を担当していたのですが、「訪問診療をやってみない?」と事務長に声をかけてもらったのをきっかけに訪問診療部へ。訪問診療は、患者さんの生活に深く関わる仕事で、病院よりも患者さんとの距離が近いと感じます。「最期は病院で」と考えている患者さんの中には、それまではできる限りご自宅で過ごしたいと思われている方もいらっしゃいます。ご自宅で過ごす時間を少しでも長くするためには、どうすればよいか。この仕事では、今までの経験を活かして治療をサポートするだけでなく、そうした患者さんの人生の希望を叶えることができるのが魅力です。コミュニケーションをとるのが好きな人、患者さんやご家族との深い関わりにやりがいを感じるような人には、訪問診療はとても向いていると思います。

地域で連携をとりながら患者さんの療養を支える

浦田 琴美

訪問診療部には6人の看護師が在籍しており、医師の診療に同行し、診察の補助を行います。重症の患者さんやがんの終末期の方のご自宅、ホスピスにも訪問しています。そうした私たちの業務を支えてくれているのが、医療行為以外の補助を行うサポートスタッフの存在です。患者さんに手厚い診療を提供できる体制を整えながら、医師や看護師が働きやすいように訪問スケジュールを組んでくれています。私たちのもとには、施設や地域の訪問看護ステーションから、頻繁に患者さんの状態についての連絡が入ります。働き始めたばかりの頃は、電話対応への戸惑いもありましたが、サポートスタッフの支えもあり、やりとりを通して地域との信頼関係を築くことができました。2023年現在、城西クリニックで受け入れている訪問診療の患者さんは、施設入居の方が約350人、在宅療養の方が約180人です。多くの患者さんをしっかりと診るためには、私たち城西クリニックの医療チームと、地域の多職種の皆さんとの連携は欠かせません。緊密に連携をとりながら、一緒に患者さんの在宅療養を支えています。

看護師としてスキルを磨き、働き続けられる環境

浦田 琴美

訪問診療部には、看護経験が5年~20年まで幅広い人材がそろっていますが、はじめは全員が訪問診療の未経験者でした。ですから、看護歴が浅い方やブランクがある方でも、基本的な処置さえできれば、経験はなくても大丈夫です。腹腔穿刺などの特殊な処置についても丁寧に指導をしていますので、看護師としてしっかりスキルアップができる環境です。キャリアを重ねながら、ライフスタイルに合わせて柔軟に働き方を変えていくことも可能です。私が指導で意識しているのは、「断らない」こと。例えば、スタッフから声をかけられたときに、忙しくてもできるだけ断らずに話を聞くように心がけています。「忙しいから後で」と言われてしまうと、その後に話しかけづらくなってしまいますよね。だからこそ、普段から「電話をしているとき以外は話しかけていいよ」と伝えています。また、訪問診療の現場で困ったことがあれば、ビデオ通話のアプリを使って、先輩看護師が患者さんの状態を確認しながらフォローすることもできます。在宅医療の分野で自分の力を発揮したい、そんなチャレンジ精神を持った方とぜひ一緒に働きたいです。

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